🔍 あなたの足の中に隠された「バネ」の秘密!
こんにちは!千葉市稲毛区穴川のせきやま整骨院、院長の関山です。
今日は、足の驚きの仕組みについてお話しします。
👣 足の中に「バネ」が隠れていた⁉
実際の足の中ではこのような仕組みが働いています。視覚的に見てみましょう。

上の図をご覧ください。足の指を上に反らす(青い矢印)と、足底腱膜(灰色の帯状の部分)が引っ張られ(ピンク矢印)、足のアーチが高まります。これが「ウィンドラス機構」の基本的な仕組みです。
先日、長年膝の痛みに悩まされていた50代の女性が来院されました。
「歩くのがツラいんです…」という悩みをお聞きしながら足を診ていると、ある特徴に気づきました。
それは足の指を動かす力が弱っていたこと。
実は足の指、特に親指を上に反らすと…不思議なことが起こるんです!
足の裏に走る腱(足底腱膜)が引っ張られて、足のアーチが自然と高くなります。
この仕組みを医学的には「ウィンドラス機構」と呼びます。
「ウィンド…なんですか?」
そう思われたかもしれませんね。初めて聞いたときは「何それ?」と思いました(笑)
でも、これがとっても大切な仕組みなんです!
⚙️ このバネが働くとどうなるの?
足には実は2つの重要な機構があります。立っている時の「トラス機構」と歩く時の「ウィンドラス機構」です。
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【左:トラス機構】
体重による下からの力(青矢印)を、アーチ構造で分散(ピンク・赤矢印)。立っているときの安定性を確保します。【右:ウィンドラス機構】
足指を反らす(青矢印)ことで足底腱膜に張力が生まれ(ピンク矢印)、アーチを高める効果があります。これが歩行時の推進力を生み出すのです。このバネが正常に機能すると…
- ✅ 歩くときにグッと踏み出す力が生まれる
- ✅ 膝や腰への衝撃が和ら
- ✅ 疲れにくく長く歩ける
- 逆に、このバネが弱まると…
❌ 歩きづらくなる - ❌ 膝や腰に負担がかかる
- ❌ すぐに疲れてしまう
この患者さんも、長年の生活習慣で足の指が使えなくなり、このバネ機能が低下していたんです。
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🔎 自分でもチェックできる?
ぜひ今、読みながらやってみてください!
1. 椅子に座って足を少し前に出します
2. 足の指(特に親指)をぐっと上に反らしてみてください
3. そのとき、足の裏のアーチ部分が持ち上がり、硬くなりましたか?
これがウィンドラス機構の働きです。うまく反応しなかった方は、このバネの機能が弱まっているかもしれません。
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💡 患者さんから笑顔が見れた瞬間
その患者さん、インソールで足のアーチをサポートし、足の指を使うトレーニングを1週間続けていただきました。
すると次の来院時、「歩くが楽になりました!40分歩いても問題なしです😊」と笑顔で報告してくださったんです。
実際、足を診ると、足の指の力が明らかに向上。ウィンドラス機構が活発に働くようになっていました。この変化に、私もとても嬉しく感じました。
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🌟 あなたの足のバネ、サポートします
当院では、足のバネ機能をサポートするフォームソティックス・メディカルというオーダーメイドインソールを提供しています。足のアーチを適切に支え、ウィンドラス機構が効率よく働くよう助けます。
同時に、足の指を使うトレーニングもお伝えしているので、「サポートしながら機能改善」という理想的な回復が期待できます。
「歩くのが楽になりたい」
「膝や腰の痛みを根本から改善したい」
そんな方は、ぜひ一度、足のバネ機能をチェックしてみませんか?
詳しいメカニズムや改善方法は[こちらのページ]で詳しく解説しています。
ちなみに、このウィンドラス機構、名前の由来は中世の「巻き上げ機」からきているそうです。足の中に巻き上げ機が隠れているなんて、体って本当に精巧にできていますよね!
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