膝の痛みの本当の原因 – 足からくる問題に気づいていますか?
こんにちは、せきやま整骨院の院長です。今日は多くの方が悩んでいる「膝の痛み」について、一般的にはあまり知られていない「本当の原因」についてお話ししたいと思います。
「膝が痛い」と思ったら、足元を見てみましょう
膝の痛みで整形外科を受診すると、多くの場合「変形性膝関節症」と診断され、「年齢だから仕方ない」「軟骨がすり減っている」と言われることがほとんどです。そして対処法として、消炎鎮痛剤の服用や、ヒアルロン酸注射などを勧められます。
しかし、これらは「痛みを一時的に抑える対症療法」に過ぎません。痛みの根本的な原因に対処していないため、薬の効果が切れれば再び痛みが戻ってきます。
では、膝の痛みの根本的な原因は何なのでしょうか?
驚くべき事実:膝の痛みの多くは「足のバランスの崩れ」が原因
膝の痛みに悩む患者さんを診てきた経験から言えることは、膝の痛みの多くは足のバランスの崩れに起因しているということです。
特に注目すべきは、次の2つの状態です:
1. アーチの潰れ(扁平足)
正常な足には内側にアーチ(土踏まず)があります。このアーチには重要な役割があります:
- 歩行時の衝撃を吸収する
- 足の安定性を保つ
- 下肢全体のアライメントを整える
しかし、このアーチが潰れると(扁平足)、歩くたびに足が内側に過剰に倒れ込む「過回内(かかいない)」という状態になります。すると、膝の内側に異常な負担がかかり続け、時間の経過とともに痛みや変形を引き起こすのです。
2. 踵骨の内側への倒れ込み
かかとの骨(踵骨)が内側に倒れ込むと、足首から膝、股関節までの全身のアライメントが崩れます。この状態で歩行すると、膝に過剰な捻じれの力が生じ、「knee-in(ニーイン)」と呼ばれる膝が内側に入り込む状態になります。
この状態が続くと:
- 膝の内側に痛みが生じる
- 痛みを避けようとして無意識のうちにO脚(外反膝)が形成される
- 膝の軟骨に異常な圧力がかかり続け、すり減りが加速する
自己チェック:あなたの足は大丈夫?
以下のような兆候があれば、足のバランスに問題がある可能性があります:
- ✓ 靴の内側が異常に摩耗している
- ✓ 土踏まずがほとんど見えない(扁平足)
- ✓ 立った時に足首が内側に倒れている感じがする
- ✓ 長時間歩いた後に膝の内側に痛みを感じる
- ✓ 階段の下りで特に膝が痛む
なぜ従来の治療法では根本解決にならないのか
従来の整骨院や整形外科での一般的な治療法:
- 電気治療
- マッサージ
- 湿布や痛み止め
- ヒアルロン酸注射
これらは痛みを一時的に緩和する対症療法であり、根本原因である「足のバランスの崩れ」に対処していません。そのため:
- 治療効果に限界がある
- 定期的な通院が必要になる
- 長期的な改善が見られないことが多い
足病学に基づくアプローチ:通院なしで膝痛を改善する新習慣
当院では、ニュージーランド発祥の「フォームソティックス・メディカル」を用いた足病学的アプローチを採用しています。
この方法の特徴は:
- 専門的な足の検査で根本原因を特定
- 熱成形オーダーメイドインソールであなたの足に完全フィット
- 強力なアーチサポートと深い踵カップ構造で足のバランスを根本から改善
このインソールを使用することで:
- 膝への異常な圧力や捻じれが軽減される
- 歩行時の衝撃吸収が改善され、膝の負担が減る
- 足から膝、股関節までのアライメントが正常化する
- 長期的に膝の軟骨摩耗を防ぎ、痛みの原因を解消する
患者さんの変化:通院回数の大幅削減と生活の質の向上
従来の治療法では週2〜3回、何ヶ月も通院が必要だったケースが多かったのに対し、足病学的アプローチではわずか2〜5回程度の通院で改善が見られるケースが増えています。
「インソールを使って歩いてみると、膝が軽くなる感じがして、歩くのが楽になりました」(50代女性)
「オススメされた靴とインソールのおかげで痛みがなくなり、芝生を散歩できるようになりました」(60代男性)
まとめ:膝の痛みに悩むなら、まずは足をチェック
膝の痛みの本当の原因が足のバランスの崩れにあるという事実を知ることで、多くの方が長年の悩みから解放される可能性があります。
「年齢だから仕方ない」と諦める前に、足の専門検査を受けてみませんか?
当院ではホームページを見たとお伝えいただくと、初回検査料(3,300円)が無料になる特典をご用意しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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