
変形性膝関節症は治らない?
半年以上悩んだ私が改善した理由
こんにちは、せきやま整骨院の関山です。
「変形性膝関節症ですね。加齢によって軟骨がすり減っているので、痛みとうまく付き合っていくしかありません」
整形外科でこう言われて、ショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、整形外科の先生の言葉は間違っていません。
すでにすり減り変性した軟骨を元に戻すことは、医学的に難しいのが現実です。
でも、だからといって「このまま痛みと付き合うしかない」のでしょうか?
実は、当院に来られる患者さんの多くが、
同じように整形外科で「治らない」と言われた方々です。
でも、多くの方が痛みを軽減し、快適に歩けるようになっています。
整形外科では「軟骨」に焦点を当てますが、
私たちは「なぜ軟骨がすり減るのか?」という原因に着目します。
その原因の多くが、実は「足」にあったんです。
「治らない」と言われて、絶望した日
50代の女性Aさんは、歩く時や階段を降りるたびに膝が痛くて、ウォーキングも楽しめなくなっていました。
整形外科に通い、湿布をもらい、注射を打ち、電気治療を受ける。
3ヶ月、半年と通い続けても、良くなる気配はありません。
先生に相談すると、
「レントゲンを見ると、軟骨がすり減っていますね。変形性膝関節症です。これは年齢的なものなので、治らないんですよ。痛みがひどくなったら、手術も考えましょう」
と言われました。
それから膝の痛みを深刻に考えるようになりました。
「もう治らないんだ…」
「このまま歩けなくなるのかな…」
「手術しかないのかな…」
そんな不安を抱えながら、毎日を過ごしていました。
でも、ちょっと待ってください
変形性膝関節症の多くは、実は「膝」だけの問題じゃないんです。
膝が痛いのに、なぜ足を診るのか?
想像してみてください。
家の2階が傾いているとき、2階だけを直そうとしても無理ですよね?
土台である1階、あるいは基礎が傾いているから、2階も傾くんです。
🏠 2階が傾く = 膝が痛い
🏗️ 土台が傾く = 足のアーチが崩れる
体も同じです。
足は体の土台。
その土台が崩れていたら、その上にある膝や腰に負担がかかるんです。
Aさんの足を診てみると…
Aさんの足を詳しく診てみると、こんなことがわかりました。
✓ 扁平足(アーチが崩れている)
✓ 踵が内側に倒れ込んでいる(過回内)
✓ 歩くたびに膝が内側にねじれている
つまり、
⬇️
足の土台が崩れている
⬇️
膝が内側にねじれる
⬇️
膝の内側に負担が集中
⬇️
軟骨がすり減る
という悪循環が起きていたんです。
整形外科では「軟骨がすり減っている」という結果しか見ていませんでした。
でも、「なぜすり減るのか?」という原因は、足にあったんです。
足を整えたら、どうなったか?
Aさんには、こんなアプローチをしました。
1. 足の専門検査
足のアーチ、踵の傾き、歩き方を詳しく分析
2. 医療用インソール
フォームソティックス・メディカルで過回内を矯正
3. 正しい靴に変更
足に合った靴で、歩行を安定させる
4. 整体で調整
長年の悪い歩き方で固まった体をリセット
すると、どうなったか?
▶ 1週間後:
「あれ?痛みがないかも…」
▶ 1ヶ月後:
「前と同じようにウォーキングができるようになりました!」
▶ 3ヶ月後:
「今までよりも長い距離も歩けて、歩くペースも速くなりました!」
と、Aさんは今、笑顔で歩いています。
「治らない」は、本当に治らないのか?
整形外科の先生が「治らない」と言うのは、間違いではありません。
すでにすり減った軟骨を元に戻すことは、確かに難しい。
でも、
✓ 「痛みを軽減する」
✓ 「進行を止める」
✓ 「快適に歩けるようになる」
これは、十分可能なんです。
なぜ、整形外科では足を診ないのか?
これは、整形外科の先生が悪いわけではありません。
日本の医療では、「足の専門医(足病医)」という制度がないんです。
海外(ニュージーランド、イギリス、オーストラリアなど)では、足病医が当たり前にいて、膝や腰の痛みを「足から治す」のが普通です。
でも日本では、まだまだ「膝が痛い → 膝を診る」という考えが主流。
「足が原因で膝が痛む」という視点が、抜け落ちているんです。
あなたも、こんなサインはありませんか?
もし、あなたがこんな状態なら、足に原因があるかもしれません。
☑ 膝の内側が痛む
☑ 階段の上り下りがつらい
☑ 長時間歩くと膝が痛くなる
☑ 扁平足、または外反母趾がある
☑ 靴の内側ばかりがすり減る
☑ O脚気味である
☑ 整形外科に通っても良くならない
これらは、「過回内」という足の歪みのサインです。
諦める前に、足を診せてください
「変形性膝関節症は治らない」
確かに、軟骨を元に戻すのは難しいかもしれません。
でも、
✓ 「痛みなく歩ける」
✓ 「旅行を楽しめる」
✓ 「孫と公園で遊べる」
そんな毎日を取り戻すことは、できるんです。
そのためには、膝だけでなく、足を診ること。
足の土台を整えれば、膝への負担は驚くほど減ります。
最後に
Aさんは、こう言ってくれました。
「もっと早く、足を診てもらえばよかった。整形外科で『治らない』と言われて、本当に諦めるところでした」
もし、あなたも同じように悩んでいるなら。
諦める前に、一度、足を診せてください。
まずは足の状態を詳しく評価して、「なぜ膝が痛むのか?」を一緒に見つけましょう。
原因がわかれば、改善の道が見えてきます。
まずはお気軽にご相談ください
当院では、足の専門検査と歩行分析で、
膝痛の根本原因を特定します。
初回 6,000円(税込)
検査・評価・体験・施術まで、一度に体験できます
※ご予約の際に「ホームページを見た」とお伝えください
せきやま整骨院
院長 関山 宏

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